箱根美術館 立夏 蚯蚓出
立夏(りっか)夏の始まりです。春分と夏至の間にあたります。夏の始まりと言えど夏の本番は梅雨明けです。蚯蚓出(みみずいずる)ミミズが冬眠から目覚める時期です。多くの生き物が啓蟄・蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく) 3月上旬頃冬眠から目覚めるのでミミズの目覚めはかなり遅いです。...
View Article箱根美術館 芒種 腐草為蛍
芒(のぎ)とは稲科の植物の穂先を意味します。大麦などの刈り入れや水稲の植え付け時期に適している時期のようです。腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)梅雨時期の到来枯れて草が雨水をたっぷり含んで腐りかけるころ夜静かに蛍が光の舞いを見せてくれます。...
View Article箱根美術館 大暑 第三十四候桐始結花
大暑(たいしょう)一年で最も暑くなる頃、鰻屋が一番繁盛する土用の丑の日もこの時期です。桐初結花(きりはじめてみを結ぶ)桐の花は初夏薄紫色の花を咲かせ盛夏を迎える時期に卵型の実を結ぶそうです。古来桐は神聖な木とされていました。現代では日本国政府の紋章(五七の桐)や五百円玉で意匠化された釣鐘の花などに使われています。7月26日箱根美術館へ行ってきました。とにかく百合が満開火山のお陰で日曜日でもお客様は少...
View Article箱根美術館館 立秋 涼風至
立秋(りっしゅう)暦の上では秋を迎えました。暑さも少しづつ和らぎます。と言っても気温がせいぜい2~3度下がる程度なのでエアコンに慣れた我々現代人には、「まだまだ夏だ」と思うばかりで理解しにくいと思いますが例え話を致しませう。まず、あなたは今からお湯を沸かします。やかんをガスコンロや電気のヒーターなどを使って2リットルの水を熱しました。何分かかりましかた?反対に沸かしたお湯で麦茶を作り冷まします。それ...
View Article箱根美術館 白露 鶺鴒鳴
白露 古人は野原に降りた露が白濁したように見える今の時期を夏から秋の交代時期としていたようです。とはいえまだまだ日中は暑いので白露という言葉に涼しさを感じさせて頂きませう。鶺鴒鳴...
View Article箱根美術館 秋分 蟄虫坏戸
箱根美術館 秋分 蟄虫坏戸秋分春の春分と同様に昼と夜の長さが等しくなります。秋分の日と前後三日と前後7日間が秋の彼岸です。蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)自然界は人間が感じる季節感よりも進んでいて早くも冬篭り冬眠の準備を始めます。...
View Article箱根美術館 霜降
霜降(そうこう)霜が東北から徐々に降りてくる時期です。地面はアスファルトで包まれビルばかり立ち並ぶ都会では霜を見ることはほとんどありませんが、神社や森林公園などへ早朝散歩へ行くと霜が降り始める様子を楽しめます。霎時施(こさめ ときどき ふる)滴をたらしすぐにやむ雨をさしています。しとしと降る秋雨ではないようです。...
View Article箱根美術館 立冬 金盞花咲
立冬 冬の始まりです。今年は例年になく暖かな日が続いており私のジャケットもなかなか出番がありませんがここ二、三前ようやく箪笥の奥から引っ張り出しました。わが町には自然はほとんどなくても季節は確かに一定のリズムで流れているのですね金盞花咲(きんせんかさく)キンセンカとは春に丸い花を咲かせるキンセンカではなく水仙の花のことです。...
View Article箱根美術館 大雪 鱖魚群
大雪(たいせつ)冬至に入る少し前ですね。周囲の山々が雪に包まれ例年スキー場がオープンする次期です。ちなみに今年の冬至は22日頃だそうです。鱖魚群(さけのうおむらがる) 鮭が遡上する季節です。熊が冬眠に入る前にいっぱい鮭を眠りにつくのです。 12月20日箱根美術館へ行って来ました。落ち葉が散り苔庭に藁が敷き詰められると茶色のだけのつまらない世界だと思っている人も多いでしょう。2015-12-20...
View Article2015 Best selection
2015年の写真をまとめてみました。「 朝日 」2015-12-05 posted by (C)やさしい光「 初釜にお呼ばれして 」2015-12-05 posted by (C)やさしい光「 初釜を後にして 」2015-12-05 posted by (C)やさしい光「 山月庵お勝手側より本館を見る 」2015-01-19 posted by (C)やさしい光「 冬の石楽園 」2015-01-19...
View Article箱根美術館 小寒 末候 雉始雊
小寒(しょうかん)寒の入りと呼ばれ寒中見舞が贈り交わされます。雉始雊(きじはじめてなく)雉は日本の国鳥です。雄が雌に求愛のしるしとして頻繁に声を上げ始めるのは春へ向かおうとする今この時期とされている。 1月16日箱根美術館へ行ってきました。季節は熊も蛇も冬眠している時期だから風景は地味でも庭師の方が頑張って植栽の手入れをしていました。職人さんの道具って素敵ですよね組写真 匠の道具2016-01-16...
View Article箱根美術館 雨水 土脉潤起
雨水(うすい)冬の間降り続いた雪が雨に変わる頃とされています。まだまだ雪が積もるところもあるので雪が降らなくなるわけではありませんけれど雪溶け水がさらさら流れる様子を見て春を感じませう雛まつりは雨と関係あるので今日から出すと縁起が良いそうです。土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)大地が雪解け水で満たされる様子を表しています。昔から農工を始める時期とされています。...
View Article箱根美術館 春分 末候 雷乃発声
春分昼と夜の長さが一定になって季節が夏へ向かう季節です。お彼岸の季節ですね雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)春の訪れを告げる雷が鳴り始めるのです。四月二日箱根美術館へ行って来ました。この日は箱根美術館の秘宝いや日本の世界の宝たる山月庵の公開日でした。朝からしんしんと柔らかい雨がお庭を清め神聖な世界でした。山月庵の竹門です。ここは柱以外竹で作られた総門です。竹門2016-04-05 posted...
View Article箱根美術館 大暑 土潤溽暑
大暑(たいしょ)一年でもっとも暑い時期です。土用丑もこの時期ですね「暑気払い」でビヤガーデンが繁盛します。土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)土からは陽炎が立ち上り吸う息も暑く苦しく感じられます。人間は風鈴や打ち水をして暑さに対応するしかありませんでした。この暑さは夏野菜を育む大切な恵みでもーあります。さらに稲の色も日に日に緑濃くなります。活き良いを増す草花に癒されパワーを貰い暑さを楽しみませう。...
View Article箱根美術館 オールタイムベスト
箱根美術館の膨大な写真を一月一日かた十二月三十一日の順に並べて見るといつなにがどこで咲き苔庭が石楽園が日光殿前庭が季節ごとでどのように変化するのか良くわかりました。箱根美術館は紅葉だけじゃないということを感じていただきたい。 2月2日2014.02.02 散り逝く美 posted by (C)やさしい光2014.02.02 蕾 posted by (C)やさしい光2月19日2016.02.19 椿...
View Article箱根美術館 立冬 地始凍
立冬(りっとう)冬の始まりです。といっても冬を感じない日が続いていますねでも確かに冬は来ていますら、油断せず急に寒くなったりするので体調を崩さないように注意ですね地始凍(ちはじめてこおる)地凍るつまり霜柱のことです。アスファルトの多い現在でも公園や神社などへ早朝伺うと朝日に輝く霜柱を見つけられます。ところで凍るという言葉あなたはいくつ浮かびますか?『海凍る』『川凍る』『滝凍る』さらには『月こおる』『...
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